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-細倉を記録した寺崎英子の遺したフィルム:カラー編-写真 寺崎英子 企画・構成 小岩勉(仙台写真月間2018)

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写真:寺崎 英子 企画 構成:小岩 勉
寺崎英子プロフィール
1941年 旧満州生まれ。
幼少期に脊髄カリエスを患う。
1986年 細倉鉱山閉山の発表直後から写真を撮り始め、
     新聞掲載等で注目される。
2015年 写真家の小岩勉にすべてのネガを預ける。
2016年 死去。享年75歳。
2018年 東川賞(飛騨野数右衛門賞)にノミネートされる。
<個展>
2017年 「細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム」 SARP
    「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展」  SARP
2018年 「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展」 細倉マインパーク
宮城県北西部、奥羽山脈山麓の町鴬沢に、細倉鉱山という鉛や亜鉛を産出した日本で有数の鉱山がありました。
鉱山の発展とともに町は発展し、最も人口が多かった1950年代には1万3千人の人口があったといいます。
1941年、旧満州に生まれた寺崎英子は、家族とともに細倉に移り住み、家業の売店を生業にしてきました。鉱山の閉山が発表されると、寺崎はカメラを手にし、その後の細倉とそこに暮らす人々、そして、暮らしの痕跡が野に還っていく姿を、丹念に撮影してきました。
本展示は、2016年5月、75歳で亡くなった寺崎英子から託された、モノクロ、カラー約1万3千カットのネガから、カラー写真の一部を紹介するものです。 
?この企画は、せんだいメディアテークのメディアスタディーズで活動する「細倉を記録した寺崎英子の写真アーカイブ」(寺崎英子写真集刊行委員会)の成果をもとに開催しています。

ゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始5分前までに会場にお越しください。

10.19fri 19:15?20:00
清水チナツ×小岩勉

ゲスト:清水チナツ(しみずちなつ)

1983 年福岡県生まれ。宮城県在住。インディペンデントキュレーター。2011 年から2017 年までせんだいメディアテーク学芸員として、市民(在野の学習者)とともに展覧会企画制作、メディアセンター運営、フリーペーパーや書籍の編集、対話の場づくり、伝承民話の記録活動などを担当。主な企画展に「増山たづ子と東北の記録者たち」(2016、2017 年、SARP、ギャラリー・オフグリット)、「畠山直哉 まっぷたつの風景」(2016 年、せんだいメディアテーク)。
現在は写真家・志賀理江子の制作を担当。

仙台写真月間2018

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