アートや文化の今を聞く TALK「仙台の表現の場を哲学する-この街の哲学者との対話?」関連企画展
アートノードトークイベント
https://artnode.smt.jp/event/20191220_7126
TALK
仙台の表現する場を哲学する–この町の哲学者との対話–
2020年2月8日(土)14:00-16:30(開場13:00)
SARP:仙台アーティストランプレイス・スペースB
仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F
参加費無料
定員20名(先着・直接会場へ)
※当日、色別カードに質問などを受け付けますので、お早めにおいで下さい。カードを元にトークを進めます。
※同会場にて関連展示開催。
「この世界やわれわれの生には、有用性や効率性を掲げる市場原理には還元できない価値が厳として存在する」。そう哲学者の野家氏は語ります。(『はざまの哲学』 2018年 青土社)
これは必ずしもアートそのものを名指しているわけではありませんが、少なくとも表現活動一般にも十分あてはまるように思われます。
「有用性や効率性」に目を奪われていては決して見えてこない価値、それを思考に紡ぎ上げるのが哲学の営みだとしたら、そんな価値を育みシェアするのがアートの役割とも捉えることができるかもしれません。
そこで今回は哲学者を交えて、私たちの街におけるアート、あるいは表現とその環境について対話を試みます。
●野家啓一(のえ・けいいち)
1949年仙台市生まれ。仙台市在住。
東京大学大学院博士課程中退。東北大学名誉教授。河合文化教育研究所主任研究員。専攻は哲学、科学基礎論。
主な著書に『言語行為の現象学』『無根拠からの出発』(勁草書房)『物語の哲学』『歴史を哲学する』(岩波現代文庫)『パラダイムとは何か』(講談社学術文庫)『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)など多数。
1994年第20回山崎賞受賞。2019年第4回西川徹郎記念文学館賞受賞。