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佐藤達 在仏50周年特別展

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佐藤達 在仏50周年特別展/「SATORU1969-2019」出版記念
1970年砂漠の上に建つギゼのピラミッドに出会い幾何学構成アートの原点に触れ、ヨーロッパの抽象絵画を学び始めた彼は、その後、シュプレマテイズム、ロシア構成主義、デ・ステイル、ネオ・プラステイズム、バウハウス等の幾何学構成絵画を追及しながら、日本とフランスの異なる文化の統合と言うより異なる文化の共存を求め、サトルの絶対空間を構築させたのです。
彼の代表的な野外作品の一つ、アンドラに設置された作品は2006年アンドラ公国の郵政省から30万枚の切手が発行され、2007年には彼の故郷、宮城県登米市中田町に市立Satoru Sato Art Museumがオープン、収蔵作品は彼の作品(300点)だけでなく彼の仲間達と言ってもパリを中心に世界的に活躍している著名な作家達の寄贈コレクション(260点)も収蔵され、これまで日本に存在した事のない幾何学構成アートのミュージアムが誕生しています。
サトルの幾何学構成アート作品は平面、そして、環境造形アートと言う分野を同時進行しながら、これまで絵画中心の作品展を30ヶ国で発表、40数点を数える野外作品=環境造形アート作品を世界に設置し、在仏50年を迎えた今、これまでの足跡と言える作品集を出版され、新たなアートへの彼の挑戦を楽しみにしております。
木曽 功 千葉科学大学学長、元・ユネスコ日本政府特命全権大使
(SATORU1969-2019作品集・紹介文より抜粋)

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