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2021.9.7〜9.12 高橋 親夫「ここにいた時は子どもだった」

2021.9.7(火)〜2021.9.12(日) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)スペースB

家族との幸せの中にあったその時の子どもたちの暮らしをそのまま残し、
あの時を境につながりは断ち切られ、
二度と戻ることのないものとしてここから未来へと離されていった。
新しい土地での時間の中で、家族と共にその地でのつながりを育み、重ねられ、おとなへと成長してきた。
あのことがなければここでの暮らしは継続し、
成長にともなう変化の波に日々に身を委ね、過ごしていっただろう。
そしてこれほど長い時間、歳月に曝されることなく、当たり前のかたちで役わりを交代していたはずだ。
あのことが起きる前の楽しかった時の背景や、その時の心の記録が今ここに残されている。

高橋 親夫 Chikao Takahashi
1947 仙台市生まれ
1974 1級建築士
2011 第36回JPS展入選
2015 京都造形芸術大学写真コース卒業
「3がつ11にちをわすれないためにセンター」活動参加
写真集『あの日につづく時間 2011・3.11』出版
〈個展〉
2015 「復興大地」ニコンプラザ仙台フォトギャラリー
2017 「タイル・ルート・トタン」せんだいメディアテーク
「神々のハマドオリ」SARP
2018 「マテリアル」SARP
2019 「数は語る」SARP
2020 「地上を移動する目・上空からの視線」SARP
〈グループ展〉
2015 『星空と路』「浪江のきた道・ゆく道」せんだいメディアテーク

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