2020.9.8〜13
高橋 親夫「地上を移動する目・上空からの視線」(仙台写真月間2020)
2020.09.08(火)〜2020.09.13(日) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
震災以後、目は時間の経過と共に各地を移動しながら、たくさんの光景を網膜に映し てきた。それらはいつしか新しい記憶から古い記憶へ、意識の世界から無意識の世界 へと移動し、頭の中に折りかさなっている。
時間は常に未来へと移行していく。
それとともに人々の活動が再び甦り、新しい世界が構築されていく光景を、目は今も 見続けている。遥か上空から視線を感じない何かが、いつも私を視ている。 撮影された画像にその痕跡が残されているからだ。
高橋 親夫 Takahashi Chikao
1947 仙台市生まれ
2015 京都造形芸術大学写真コース卒業
1974 1級建築士
<主な展示・活動など>
2015 「3がつ11にちをわすれないためにセンター」活動参加
2015 『あの日につづく時間 2011・3.11』出版
2017 せんだいメディアテークでラウンジ展「タイル・ルート・トタン」
2017 「神々のハマドオリ」SARP
2018 「マテリアル」 SARP
2019 「数は語る」 SARP