2023.10.31〜11.5【仙台写真月間 2023】城田 清弘 トレッキング286
10/31(火)〜11/5(日)
11:00〜19:00 最終日は17:00まで
[スペースB]
「攪拌トーク」
日時:11/4(土) 18:00〜
パフォーマー:伊東卓(FUJI ACROS 100)、おしゃま(ILFORD DELTA 100)
定員:10名程度 予約不要
使用現像液:Kodak D-76
トレッキング286
川崎町から仙台駅行きの路線バスに初めて乗るときに「普通に286まっすぐ走らないし、長町駅経由するから結構時間かかるよ」とは聞かされていた。国道286号線(以下286)を走りつつも、集落が近づいてくると、決まってバスはウィンカーを上げて脇道に入って行く。脇道は集落の中心を通り、バス停があり、そして286に合流する。そう、脇道は286の旧道なのだ。その遠回りを何度か繰り返し、敢えて赤石橋を渡り、仙台南インター手前からは完全に旧286に入ってしまう。バスは旧286の断片を回収しながら現在の286に絡め取って行く作業を行っている。バスに乗っている1時間のあいだ、頭の中で昔の国道286号線の地図を描かずにはいられなかった。
城田 清弘 Shirota Kiyohiro
1974 兵庫県加古川市生まれ
<個展>
「共鳴する箱」エル・パーク仙台展示ギャラリー (1999)
「考えない練習」エル・パーク仙台展示ギャラリー (2000)
「穴が見つかる」art space 宙 (2002)
「贅沢な使い方」art space 宙 (2003)
「境界を踏む」re:bridge edit (2004)
「家の方へ」art space 宙 (2005)
「仕掛けを考える」art space 宙 (2006)
「downhill」art space 宙 (2007)
「parallels」art space 宙 (2009)
「続 家の方へ」SARP (2011)
「slide」「downhill」SARP (2012)
「slide 2」SARP (2013)
「スラローム 八木山」TURN AROUND (2014)
「フラットハウス/生活」SARP (2019)
「フラットハウス」SARP (2022)
<写真集>
2022 「FLAT HOUSE」studio弓ノ町