白を「はじめの色」だと思って育った。あるとき、古い日本の絵を見て、 地が生成りで驚いた。白い紙は晒したものだと知っただけで、見知ったものが別物になり、世界との接し方が変わった。
私は生活のなかで写真を撮り、目の前をひっかいて、穴をあけている。
その基準について被写体に問われながら。
1984年 福島県生まれ
2006年 東北芸術工科大学 デザイン工学部 情報デザイン学科 映像コース卒業
<個展>
2013年 「野川テノール/派生」 SARP
2013年 「野川テノール/派生」 TokyoLightroom
2013年 「展開図を重ねる」 SARP