「翁 譲の<一週間 SARP>」 – GAREKI – 価値の無い物（広辞苑より）

http://www.yzr-okina.com/map.pdf
　アーティストの表現の場の一つであるギャラリー。
その中での精一杯の空間づくりを数十年積み重ねてきた。
このことで自分を作り上げてもきた。
ここに来て昨年の3,11の災害は今までの築いたものを根底から取り崩されるような衝撃を体にも心にも受けた。
アーティストが何をすべきかと言うよりもまず人間として何をすべきかという言葉を突きつけられた。
あの日以後、今日まで思いつくまま様々な義援活動をしてきた。
そして本来の自分の仕事である個展が近付いた。
私は今回の空間づくりにある一つの思いを自ら課そうとしている。
止むに止まれぬ事として。
　　2012年4月　翁譲
最終日27日(日) PM7：00?PM9：00＜クロージング、パフォーマンス＆パーティーあり＞
（言葉＋音＋ダンス）＋ギャラリートーク＋パーティー
・ダンスパフォーマンス–千葉瑠依子
・サウンドデザイン–中里広太
・総合演出・翁譲
＊入場無料

もうひとつ、SARPと同じ一週間で、ギャラリーを飛び出す事もする。
仙台荒町と南鍛冶町の旧奥州街道の19カ所の場(お店、お寺、空地)に町の方々のご協力を得て作品空間をつくる。
その事を独自のマップで町巡りをしながら見てもらう。
アーティストが人々や町と関わることで何が起こり、何が見えてくるか、それとも。
その事を体で感じ心で考えてもらう。
その一週間。
この事にはダンスパフォーマンスやサウンドデザイナー、音楽家、俳人、朗読家、津軽三味線奏者(作曲家)など多くの方々の協力も得られてうれしい。
・最終日27日(日)夕刻、町の文具店(幸洋堂)にて朗読会を行なう。
その後SARPに移動してクロージングパフォーマンスをするのだが。
又この一週間のうちいつか元気広場であったり、町のどこかでダンスパフォーマンスとサウンドデザイナーのパフォーマンスの世界を垣間見ることにもなる。
どうぞ皆様このワクワクの一週間をぜひ体験してください。
「翁 譲の<一週間荒町・南鍛冶町>」
2012年5月22日(火)～27日(日)
内、27日(日)PM 4:30～PM5:30
< 「幸洋堂朗読会」(文具と翁譲の作品の中で) >
・幸洋堂 : 仙台市若林区荒町121
　TEL : 022(266)3331　FAX : 022(266)3339
　HP : http://ko-yo-do.co.jp/
・料金 : 1000円 (小学生以下は無料)
　定員 : 30名　要予約
・連絡先　幸洋堂　022(266)3331
　　　　　　 翁譲　 080(5443)3363
http://www.yzr-okina.com/